10月下旬、アイラ島の朝 (wikipediaより、Finlay McWalter撮影) |
仕上がったウィスキーはそのまま飲まれることもありますが、味を調整(均質化)するため、複数の樽で作られた原酒をブレンドして瓶詰めされます。このブレンドも非常に高い技術と経験が要求され、スコットランドで造られるウィスキー(スコッチ)の強みにもなっています。また日本ではスコッチはシングルモルトウィスキーとして有名ですが、当地ではトウモロコシを原料としたグレーンウィスキーとのブレンドでより「まろやかな味」になったブレッディドウィスキーの製造のほうが盛んです。
一度、宮城県の宮城峡(ニッカヰスキーの醸造所)で原酒を買って帰ったことがあります。50mlで5,000円という驚くような価格でしたが、非常に美味しく、個性的な味でした。この経験は今でも強烈に残っていて、いつかはスコットランドの醸造所に行って原酒かそれに近いお酒を飲んでみたいと常々考えています。
スコットランドへはロンドンから国内線へと乗り換えるか、ヨーロッパの主要都市経由で入る方法があります。後者のほうが航空会社の選択肢が広く、比較的安くいけるようです。またロンドンでの入国審査は厳しいとの噂もあり、スコットランドのスキポール空港で入国審査を受けるほうが楽、と言う情報もあります。