2010年10月7日木曜日

スコットランドでウィスキーを飲みたい

スコットランドは昔から蒸留酒の製造が盛んで、そこで作られたスコッチウィスキーは世界的なブランド力を持っています。ウィスキーにかけられる税金を逃れるために、山奥でひっそり作られていた密造酒が今のウィスキーのひとつの原点になっているとの説もあります。そのためウィスキーは森や木、土という要素が強いお酒です。

10月下旬、アイラ島の朝
(wikipediaより、Finlay McWalter撮影)
スコットランドのアイラ島で製造されるウィスキーは多くが「ピート香(ヨード臭)」と呼ばれる、独特の香りを持ちます。これはこの地域の泥炭(海草が腐らずに炭化した物質を含む)で原料である大麦を燻して香り付けするためであり、非常に独特の香りになっています。さらに熟成される樽(香りを高めるために内側を焦がしたり、シェリー酒を作った樽を再利用するなどの工夫も各地で行われています)の香りがウィスキーに添加され、木と土の香り高いお酒に仕上がります。

仕上がったウィスキーはそのまま飲まれることもありますが、味を調整(均質化)するため、複数の樽で作られた原酒をブレンドして瓶詰めされます。このブレンドも非常に高い技術と経験が要求され、スコットランドで造られるウィスキー(スコッチ)の強みにもなっています。また日本ではスコッチはシングルモルトウィスキーとして有名ですが、当地ではトウモロコシを原料としたグレーンウィスキーとのブレンドでより「まろやかな味」になったブレッディドウィスキーの製造のほうが盛んです。

一度、宮城県の宮城峡(ニッカヰスキーの醸造所)で原酒を買って帰ったことがあります。50mlで5,000円という驚くような価格でしたが、非常に美味しく、個性的な味でした。この経験は今でも強烈に残っていて、いつかはスコットランドの醸造所に行って原酒かそれに近いお酒を飲んでみたいと常々考えています。

スコットランドへはロンドンから国内線へと乗り換えるか、ヨーロッパの主要都市経由で入る方法があります。後者のほうが航空会社の選択肢が広く、比較的安くいけるようです。またロンドンでの入国審査は厳しいとの噂もあり、スコットランドのスキポール空港で入国審査を受けるほうが楽、と言う情報もあります。