2012年6月26日火曜日

海水浴は日本海側が抜群

丹後半島の海水浴場
6月も終わりに近づき、いよいよ夏本番まであと少し、夏といえば海水浴。都会から行く海水浴といえば漏れなく人ごみ、渋滞が付いてきます。でもこれは避けられます。湘南だ、白浜だ、須磨だ、と誰でも知ってるような海に行くから混むのです。僕のオススメは圧倒的に日本海側。

海の家とか音楽イベントとか、そんな派手なものはないですが、ゆったりビーチリゾートが楽しめます。高速に乗ってしまえば、下手に湘南とか伊豆に行くよりも短時間で到着できるケースもあります。僕は帰省で関西に帰ったときに、幼馴染の友達に連れて行ってもらった海水浴場がお気に入りです。

ビーチは広くキャンプも可能
今年も行きますが、晴れたらいいなー。日本海側なので夏は海も穏やかで、海水の透明度も高いです。砂浜と磯が絶妙に組み合わさっていて、なかなかのスポットです。因みに、京都府北部にはこうした海水浴場が点在していて、それぞれ自治会のような組織が運営しています。あと海水浴場を選ぶポイントの一つが、近くに日帰り温泉施設があるか、ないか、です。これは結構大きいです。火照った体を水風呂で冷やれば、日焼けからの回復も早くなります。田舎には各種補助金で立てられた温浴施設がよくあるので、事前に調べていくといいでしょう。
京都府の海水浴場とその近くの宿が掲載されているページ「
京都の海水浴場・ビーチ情報&周辺宿情報(じゃらん)」。このあたりの海水浴場なら京都市内からだと縦貫道から、大阪市内からだと中国道経由で舞鶴若狭自動車道を利用すれば比較的早く到着できます。空いていれば3時間程度でしょうか。それほど時間は掛かりません。

2012年6月24日日曜日

世界一臭い食べ物、シュールストレミング

数年前、北欧出張に行った友人がシュールストレミングを買って帰ってきました。もちろん無断で飛行機に持ち込んで、、、これは本当はダメらしいですが、本人はケロっとしてました。この缶詰、密封後も発酵が進む食品らしく、食べごろを逃した時機に開封することになりました。

人気の少ない公園を選んで、いよいよ開けることになりました。屋外での開封は必須らしく、現地でも外で食べているそうです。写真の通り、缶は膨らんでいます。



で、開封。



中からはドブが出てきました。



クラッカーにのせてチーズとオニオンとともに。でも味と臭いは塩辛のドブ漬け、こんな食べ物を好きになる人がいるのかよ、って刺激。しかも発酵が進み過ぎてて刺激が強くなっていた原因かも知れません。もう食べることはないかもしれませんが、一生の思い出にはなりました。やっぱり世界一はいいですね。

2012年6月23日土曜日

B787 乗ってきました

6月初旬、所用で広島に行く用事があったので、羽田−広島をB787で予約しました。便は朝一番なので自宅は4時台に出て始発っていう強行スケジュールです。

それでもやっぱり楽しめました。機内の雰囲気は新しく、明るく、広々って感じで最先端の最新機に乗ってるという気持ちになれます。

まずは搭乗通路から機内へ、調子に乗って動画を撮ってきました。


ちょっとピンぼけですが。。。何とももったいない。機内の電灯は虹色になっています。これもLED照明が出来る小技で今っぽいですね。

次に座席、一般的な国内線の座席ですが、重々しさはなく機内の広々とした雰囲気を醸し出すのに一役買っていると思います。あと天井が高いのが開放感を演出します。朝一番の便だけあって、かなりガラガラでそれも広さの演出になっていました。国内線の普通席なので満員になると、かなり圧迫感が出てくるはずですが、この日はガラガラで助かりました。

そして座席には一つ一つにモニタが付いていて、国際線のように映像コンテンツを楽しめます。残念ながら映画は観られないですが、B787の就航までのドキュメンタリーが見られるようになっています。また地図表示も国際線のような、目的地までの距離や到着予想時刻が表示されています。退屈しのぎにもってこいだと思います。また現在地も大まかにわかるので、窓から見える景色がどの辺りの物かを確認できます。

また座席にはUSB端子が付いていて、音楽の入ったUSBメモリをさせば、ヘッドフォンで音楽を楽しめるようにもなっています。またiPhoneも接続できますが、音楽を再生することは出来ず、充電だけが可能でした。まあ暇な時間、電池を気にせずにゲームができると思うと結構便利かもしれません。旅行に行くなら旅行先のガイドを予めダウンロードしておいて機内で電池を気にせず見られます。USB端子は面白い試みだと思います。


次に、一番のポイント、窓です。電気式のブラインドが導入されて何とも未来的な窓です。ボタンを押すとゆっくり窓がくらくなっていくのですが、だんだん青くなっていって、最後には結構くらくなります。写真はブラインドなしの状態と、ありの状態の比較です。

わかりにくいですが、このくらい状態では太陽もまぶしくないレベルなので機内の電灯をOFFにすれば真っ暗になるのではないでしょうか。かなりのハイテク装備で面白いです。ただ明暗の変化はゆっくりですぐに明るくしたり、くらくしたりは出来ません。急に景色が観たくなっても対応できないこともありそうです。

機内からは富士山が綺麗に見えました。これも、アナウンスがあって気付いたのですが、急いでブラインドを明るくして、それでようやく間に合った感じです。ロールスロイスのエンジンと富士山がきれいに写りました。因にこの景色は羽田発で関西以西に飛ぶ便の左側の窓際座席でみられるものです。雲から顔を出す富士山。なかなかの絶景です。




一度では楽しみきれないB787でした。次からも機会があれば優先的に乗ってみたいと思っています。なぜかこのブログはB787を応援しています。

2012年6月11日月曜日

広島の市電は動く博物館


車体中央には
京都市交通局のロゴも
広島は日本の大都市では珍しく、路面電車が市内交通の要になっています。車社会では邪険にされることの多かった路面電車ですが、近年はエコ的な観点から再び注目を集める存在に鳴っています。とはいえ、車社会の進展で路面電車を廃止した都市が多い中で、広島ではしっかり受け継がれていたことは、注目されるべきだと思います。

そして広島の路面電車の特徴として、多くの種類の車両が走っていることです。この車両のうち古い部類のものは、先に路面電車を廃止した京都の車両を流用したものが多くなっています。京都は1970年代後半に廃線が進み、1978年には全線で営業を停止していました。私も京都で育ったのですが、市電の記憶はないものの、道路工事で市電の線路を掘り起こして、その下を工事する光景を見た記憶はあります。
京都の市電を再利用
また京都の児童公園には市電の車両が配置され、その中が自動図書室になっていたり、運転席で電車ごっこができるようになっていたり、遊具として再利用されています。私が30年前に遊んだ車両が広島で現役で頑張っている姿は、少し感動を覚えるものでした。古いものを大切にして、新しいものを取り入れる、エコ的な姿勢はまさに現代の路面電車の進む道なのかもしれません。


新型の車両は今っぽい