2011年6月27日月曜日

7月3日早朝 B787はどの滑走路に着陸するか

7月3日、日曜日。この日はボーイング社の新型機B787ドリームライナーが羽田に飛来する日です。時間は午前6時30分と予定され、当日はたくさんの飛行機ファンが訪れる、と予想されています。しかしどこから見ればいいのでしょうか。近年の拡張工事の結果、羽田空港には4本の滑走路があり、現実的な進入経路のパターンは3通りほど考えられます。この進入経路は当日の天候によって決められるため、なかなか判りませんが、Yahoo!天気予報に「過去の天気」があり、そこの情報を参考にすれば7月3日は過去数年間にわたって南よりの風が吹くことが多いようです。

造成中の京浜島 右下の22と書いてあるのがB滑走路
Wikipediaより)
南よりの風が吹いた場合、羽田空港の海よりの滑走路16Lが着陸用に供ことが多かったみたいですが、現在、D滑走路の供用開始にともなってB滑走路(北東から南東に伸びる滑走路)が南風の時の着陸滑走路となっています。おそらくB787は南風ならB滑走路に北東側から着陸してくるのではないでしょうか。

この滑走路に着陸する場合、京浜島の京浜つばさ公園という場所が格好の撮影スポットとなるようです。水路をはさんですぐの場所がB滑走路の一端になります。天候によって左右される滑走路ですが、迫力のある写真をとるならこの場所に決め打ちしてもいいのかもしれません。交通は不便で大森などから京浜バスを利用するか、自家用車で行くか、駐車場もあるようですが、混雑が予想されます。また早朝は公共交通機関の運行も少なくなっていると予想され、利用は時刻表を確認してからのほうがいいかもしれません。

なお当日は午前6時から
http://www.ustream.tv/channel/ana-boeing787
で生中継があります。

2011年6月23日木曜日

地方の盛り場、一人で行くと行きやすい

独身の頃、よく週末に特割とか旅割とかの格安航空券を使って色々なところに行きました。歴史散策をしたり、建築見物をしたり、レンタカーでドライブをしたり、今から思えば贅沢な時間を過ごしていました。

でも夜は本当に暇です。だいたい居酒屋で晩ご飯を食べて、結構早めに寝てしまいます。そのため夜の楽しみの中心は地元の居酒屋になります。 函館、小樽、仙台、金沢、岡山、山口、高松、鹿児島いろいろ行きましたが、それぞれの土地のいかにも地元って感じのお店が楽しいです。

高松のトキワ新町の入り口
 
ただ、ビジネスホテルに泊まってしまった場合、駅からは近いけど繁華街からは遠い、地方都市ではよくあることなので下調べが必要です。高松で行ったトキワ新町はわざわざ路面電車に乗って行った記憶があります。あと新山口の駅前に泊まったときは周りに何もない場所だったため、ホテルの下の回転寿しで我慢したこともあります。

一人旅で夜に飲みたい場合のベストチョイスは繁華街の中のビジネスホテルでしょうか、鹿児島に行ったときは天文館のすぐ近くにあったワンルームマンションみたいなホテルでしたが立地は最高でした。焼酎で深酒しても歩いて帰れる、いいホテルでした。そういえば函館に行ったときは寒すぎて外に食べに行くのがおっくうになって、近くの市場でお刺身とワインを買ってホテルの室内で飲んだってこともありました。

また、いつかそんな旅行がしたいな。

2011年6月20日月曜日

三崎マグロ、近場で本場

マグロ丼もなかなか美味しくて、価格も手頃
高速道路休日1,000円が終了したので、そろそろ近場のドライブスポットが注目されるようになりそうです。私のおすすめは東京から、それほど遠くない三崎漁港です。テレビや雑誌でも紹介されているのでかなり有名ですが、人が集まる場所には美味しい物が集まる、そしてさらに人が集まる、いい感じの循環に入っているのが三崎漁港ではないでしょうか。
  
都内から一部高速道路を利用しながら日帰りで十分に堪能できる距離にありますが、マグロをはじめとした魚介類が市場で販売され、周辺の食堂でも楽しめます。観光地になっていることもあって、それほど安くはありませんが、都内で食べるよりもずっと安い料金で楽しめます。

マグロのスペアリブ 美味しかったです
なかでもマグロのスペアリブというのは面白く、美味しかったです。こういういろいろなメニューがあるのも産地の魅力です。美味しかった記憶はいつまでも残る物で、また行きたいと思います。因に三崎に行った日は横須賀美術館、三崎漁港、鎌倉の大仏とまわっても都内から一日で回れるドライブコースでした。夏の旅行シーズンを迎えて近場のドライブスポットも今後見直されるでしょう。

2011年6月17日金曜日

夏は北海道、旭山動物園に行きたい

東京、中部、関西、九州と多くの場所でこの夏は電力不足が懸念されています。そんな中で異彩を放っているのが北海道電力です。北海道は涼しいだけでなく、発電設備に余裕があるため例年通り発電余力が大きく残っているようです。これなら暑い夏の旅行は北海道がいいかもしれません。

旭山動物園のエゾジカ
Wikipediaより、さん撮影)
涼しいし、旅行の間は節電を忘れられる。いいと思います。どうせいくなら札幌だけでなく、函館や帯広、網走、知床、釧路なんかにも足を伸ばせればいいのですが、道内は鉄道移動は結構時間が掛かります。そこで周遊できるレンタカーがいいかもしれません。満席になりにくい旭川や帯広空港を利用して、そこからレンタカーで周遊すれば北海道を目一杯楽しめます。

また旭川、帯広にはAir Doが就航していることもあって格安運賃の利用も可能です。家族で行くなら交通費は少しでも安いに越したことはないので、この辺も旅行の重要な要素になります。旭川や帯広から周遊するなら、知床や網走、釧路あたりを回るルートが日程的にも容易に設定できます。

人気の旭山動物園もレンタカーで移動すれば開園直後の空いてる時間帯から楽しめます。安全運転さえ気をつければ北海道のマイナー空港とレンタカーは絶好の相性だと思います。なお北海道のレンタカーは一部で走行距離に応じた料金設定がある場合もあるので注意が必要です。

2011年6月15日水曜日

200万本のひまわり 北海道大空町

ひまわりと富士山(Wikipediaより)
最近、放射能を吸着するとして注目されているひまわりですが、やはり平原にびっしり咲く姿が綺麗な景色を作り出す、あのひまわりの姿を評価したいです。ひまわりは初夏から秋にかけて開花し、その成長の早さから夏休みの観察課題の対象になることもしばしばです。

そんなひまわりの景色、絶景になるのが北海道の大空町です。町内には200万本ものひまわりが植えられており、見渡す限りひまわりの花という景色が見られます。都内のひまわり畑ではせいぜい数万本から数十万本なので規模は桁違いです。

町内の女満別空港は交通の要であると同時に、空き地や公園に数十万株のひまわりを植えて観光名所としています。ひまわりは離着陸時に機内から見えるのはもちろんのこと、飛行機とひまわりの撮影スポットとしても季節を感じさせる絶好の場所になっています。町としても観光資源としてバックアップしており、大空町のウェブサイトには詳細な情報が掲載されています。飛行機とひまわりの写真は著作権の関係で掲載できませんが「みんなの空港新聞」で綺麗な写真が見られます。

なお女満別空港は羽田便、新千歳便が3往復、札幌からが1往復の路線が開設されています。

2011年6月10日金曜日

ヴィクトリアの滝に行きたい


ザンビア側から見たヴィクトリアの滝
wikipediaより、Kounsoun撮影)
アフリカの奥地といえば中世から近世にかけてヨーロッパの探検家たちの絶好の探検フィールドとなっていた場所です。ヴィクトリアの滝も19世紀に英国人探検家によって”発見”され、当時の君主の名前にちなんで名づけられ、アフリカ大陸南部にヨーロッパ風の名前の付いた滝が記録されました。もちろん、地元で呼ばれる名前もありますが、世界的にはヴィクトリアの滝として有名です。最大落差は100メートル以上もあり、その姿は壮観なものです。写真やテレビでしか見たことはありませんが、すごい迫力の景色です。

Davil's Poolの写真(wikipediaより)
この滝、世界三大瀑布としてナイアガラの滝やイグアスの滝とならんで観光地となっています。そして考えられないんですが、滝の淵がプールとして入れるようになっているんです。右の写真にあるとおり、本当に際で水浴が楽しめるようです。名づけて「Devil's Pool」、ホント悪魔のような遊びです。この遊びをするかどうかは別にして、一度訪れてみたい場所のひとつです。

さらに幻想的なものとして「ルナ・レインボー」なるものがあるそうです。満月付近の夜、明るい月に照らされた水しぶきが虹をかける現象ですが、文字を見ただけでも非常に幻想的じゃないですか。これも見たいですが、天候に左右されるようです。またヘリコプターから滝を見るツアーもありますが、こちらも景色は天候に左右されることが多そうです。いったときは是非晴天をお願いしたいです。

ユネスコによって世界自然遺産に指定されていることもあり、観光地として比較的整備が進んでいます。そのため欧米人を中心に訪れる人は多いようです。日本からもJTBなどの大手旅行会社がツアーを組んでいます。費用は8日間で50万円前後とヨーロッパなどに比べて割高になっています。

2011年6月6日月曜日

ついに飛来、B787

初飛行中のB787(Wikipediaより、Dave Sizer撮影)
既に何年遅れているか分からないほど遅れてしまったボーイング787の就航ですが、ついに2012年7月に日本に飛来します。ANAがローンチカスタマーとして開発からかかわってきた機体ですが、ようやく就航への第一歩を記そうとしています。この日を狙って多くの飛行機ファンが空港に駆けつけると思います。ここで公式に発表されている日程と飛来空港を確認しておきましょう。

ANAの公式Webサイトには

検証プログラムは2011年7月4日(月)から8日(金)に行われ、この期間に羽田空港と伊丹空港・関西空港・岡山空港・広島空港を結ぶ路線にて実飛行も予定しています。この取り組みは、ローンチカスタマーであるANAだけが、ボーイングと共同で実施できるものであり、円滑な就航に向けた大きな前進となります。ANAは、世界で最初の787を2011年の8月~9月に受領する予定です。この夏、世界で初めてANAに納入されるボーイング787に、どうぞご期待ください。

と記されています。

ここからは非公式な情報ですが

3日 羽田到着
4日 羽田
5日 伊丹
6日 関空
7日 岡山&広島

という日程になると噂されています。

(追記)実際に具体的な時間も発表があったようです。

日にち 出発地 出発時間 到着地 到着時間
7月3日 シアトル 5:00(7/2) 羽田 6:30
7月5日 羽田 6:30 伊丹 7:30
7月5日 伊丹 11:00 羽田 12:30
7月6日 羽田 6:30 関西 8:00
7月6日 関西 12:00 羽田 13:30
7月7日 羽田 6:00 岡山 7:30
7月7日 岡山 11:00 羽田 12:30
7月7日 羽田 15:00 広島 17:00
7月7日 広島 19:00 羽田 20:30
7月9日 羽田 13:00 シアトル 6:30

羽田に飛来する7月3日は早朝の到着になりますが、日曜日なので飛行機ファンや飛行機撮影ファンが多く羽田空港に駆けつけると予想されます。また伊丹空港は滑走路脇の公園から迫力のある撮影が可能なため、多くのファンが押し寄せる可能性もあります。

パイレーツ・オブ・カリビアンの根拠地

3週連続で放送されたパイレーツ・オブ・カリビアンですが、映画の題材になっているとおり、カリブ海は昔、海賊が多くいた海域として有名でした。海賊が多くいた背景にはイギリスやフランス、スペイン、ポルトガルなどが海域の勢力を確保するために海賊を利用していたことが影響しているようです。海賊のキャプテンがそのまま植民地の総督となった例もあり、地域の植民地経営と海賊は密接な関係がありました。

17世紀のトゥルトゥーガ島を描いた絵(wikipediaより)
欧州の各国は艦船を持つ「船長」に対して私掠免許を発行して、私的に敵対勢力の艦船を略取することを認めます。そうした私掠船が海賊へと変化し、また権力と結びつくことで抗争と略奪を繰り返していきます。映画のようにカリブ海の海賊が有名ですが、こうした海賊は世界中の海域で見られたといわれます。

カリブ海の海賊の根拠地となったのがハイチ北部にある小島「トゥルトゥーガ」です。パイレーツ・オブ・カリビアンでもキャプテンが船員を募集する酒場の場所として描かれていますが、実際にも多くの海賊がこの場所を根拠地として一時の陸上生活を楽しみ、また新たな航海の乗組員を募集していました。

現在ではビーチリゾート地になっているようですが、ハイチ共和国の治安が安定しないこともあって日本ではそれほど有名な場所ではないようです。ただカリブ海への旅行のオプションとして1日ツアーなどが組まれることもあります。