レーゲンスブルグの大聖堂 |
2000年前、ローマ帝国時代からの歴史を持つ都市で中央地域の中心都市のひとつになっているのがレーゲンスブルグです。ミュンヘンと同じバイエルン州にありますがミュンヘンのような都会ではなく人口は13万人、日本の都市でいえば小樽(北海道)や我孫子(千葉県)ほどの小さな街です。中世から河川の交差する当地は交通の要衝として栄え、古くから自由都市として反映してきました。戦災での被害もあったようですが、現在では大学の町として活気のある街になっています。
レーゲンスブルグには大聖堂とその周辺に旧市街が残っています。旧市街は世界遺産「レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ」に指定され、多くの観光客が訪れます。またドナウ川にかかる橋の美しさも人々を魅了しています。一時期、観光ガイド「地球の歩き方」のドイツ版の表紙にはこの橋が描かれていたこともあるので、行ったことはなくても知っている人もいるかもしれません。
旧市街の路地 観光客が多かったです |
ここに行った日はとてもあわただしく、電車の時間を気にしながらの観光になってしまいました。旧市街を歩いて、橋を見て、大聖堂を見てって感じで、パッパッパとまわってあまり楽しめなかった記憶があります。ただそれでもこの街のすばらしさの片鱗は見られた気がします。もう一度訪れたい町のひとつです。
レーゲンスブルグにはミュンヘンから鉄道が便利。駅から旧市街までは歩いていける範囲にあって、ミュンヘンからの日帰り観光も可能です。旧市街自体もそれほど広範囲ではないので、歩いて観光が出来ます。
レーゲンスブルグのパノラマ写真 (wikipediaより、Photo by User:Grizurgbg,cropped by User:Samsara) |