2011年9月13日火曜日

緑に包まれた露天風呂と舞子さんが楽しめる

10畳の客室、広くて天井も高く開放感がある
先週いってきた京都の旅館は凄く印象的な場所でした。京都市街の西北、高雄にあるもみぢ家別館です。別館の部屋数は8室くらいとこじんまりしていますが、一つ一つの部屋は広く、私の泊まった部屋は露天風呂がついている部屋でした。

部屋にある露天風呂は眼前の緑を存分に楽しめる
露天風呂は木々の緑を楽しみながらゆったり入れるお風呂です。温度の調節も簡単にできるので少しぬるめのお湯にして、自然の中で自分も木々の一部になったようなリラックス体験の出来るお風呂です。植えられた木々は旅館の名前の通り、もみじなのですが夏の終わりのこの時期は熟れた緑が体に入ってきそうな感覚に陥ります。紅葉の季節になるともっと鮮やかな景色が楽しめるかもしれません。

そして夏場のもみぢ家の名物の一つが川床料理と舞子さんです。料理は京都風のあっさり味、派手な温泉旅館の晩ご飯とは一線を画した料理構成になっています。湯葉や鱧、じゅんさいなど京都らしい食材が豊富に使われています。そして料理が一段落したら舞子さんがテーブルを回って記念撮影やお話をして、最後に舞を見せてくれます。谷間のひんやりとした空気と虫の音、川のせせらぎ、いろいろ楽しめてなかなか出来ない体験の出来る面白い宿でした。



舞子さんの舞が楽しめるのは夏場だけ、秋、冬にはそれぞれ違ったイベントが用意されています。宿は市街地から遠いためJR花園駅から送迎バスの運行があります。また本館からも離れていて、行き方がわからなければ本館から案内してもらえます。