2010年8月27日金曜日

チュニスに行きたい

カルタゴ遺跡
(Wikipediaより)
チュニジアの首都チュニス。小さいとき、駄洒落みたいなネーミングだなと思った記憶があります(チュニジアの国名は、チュニスを都とする国、という意味らしいです)。でもこの都市の持つ歴史は冗談じゃないほど重厚です。古代フェニキア人によって建設されたチュニスは、地中海の覇権を握ったカルタゴの衛星都市として栄えます。カルタゴはエジプトからリビア、モロッコのアフリカ沿岸部に加えて、イベリア半島南部、地中海の島々を制圧して、この地域の中心として栄えます。

しかし、紀元前264年に始まるポエニ戦争の結果、カルタゴは壊滅。住民は虐殺され、土には塩をまかれてその復活を封じ込められてしまいます。チュニスの街も破壊されたものの、ローマの属州となって再建され、現在の都市の礎となりました。

チュニスのイスラム寺院
(Wikipediaより BishkekRocks撮影)
7世紀にはイスラム教徒がこの地を支配し、1881年にフランスの保護領となるまで、一時的なスペイン統治を除いてイスラム社会が1000年以上続くことになります。この時期に住民の大半はイスラム化され、街にもイスラム風の建物や寺院が数多く建設されていきます。このイスラム建築が多く点在するチュニスの旧市街は世界遺産に登録され、美しく荘厳な建物を残しています。

イスラム建築は宗教的な概念を色濃く反映させていて、西洋建築、日本建築とはまったく異なった様式美を持っています。そんな建築をみるのも、チュニジアに行きたいひとつの理由です。

チュニジアには日本からの直行便がなく、ヨーロッパで比較的国内からの便の多いパリ経由やフランクフルト経由が一般的なルートとなっています。イスタンブール経由で、どっぷり歴史めぐりってルートも楽しそうです。