アカデミア書店内部 |
ロシアの影響を多分に受けて文化を形成してきたフィンランド。19世紀の建物は重厚で威厳のある建物が中心です。しかし、その後に現れた建築家でデザイナーのアアルトが今のフィンランドの形を作ったといっても過言ではないでしょう。日本でも有名な彼は、建物だけでなく日用雑貨、家具のデザインも手がけ、国際的な評価を得たと同時にフィンランドのデザインを大きく変えたといえます。
ヘルシンキの街並みは重厚さとモダン建築が混在し、面白いバランスを保っています。街の中心部でも重厚な建築のホテルや店舗が立ち並ぶ中で、ストックマンデパートは20世紀のモダン建築の影響を多分に受けた外観になっています。またアカデミア書店はアアルトが設計した、非常に特徴的な構造になっています。
デザイン博物館の外観 |