2011年3月14日月曜日

仙台の浜辺は平和だった、また必ずその姿は戻ってくる

あまりにも悲惨な災害に言葉をなくし、支援をしていかなければいけない自分達も停電の対策に追われるなど、まだまだ混乱が続いています。

大津波に襲われた名取市の浜辺 2009年撮影
仙台には友人が住んでいるため、よく遊びに行きました。友人の無事は土曜日中に確認できて、ほっとしてはいますが、他の被害の広がりは直視できないほどです。仙台市近郊の海岸沿いは綺麗な松並木と長く続く砂浜、本当に平和な風景が続いていました。また松島や塩竃から石巻や気仙沼と海沿いの町は海の幸を楽しめる場所でした。その場所に巨大津波が襲い掛かり、火災に見舞われ、街は瓦礫の山になってしまいました。

今でも街の風景だけでなく、牡蠣を振舞ってくれたおばちゃんや、地元の物産センターでおまけしてくれたおじさんを思い出します。もちろん名前も知らない人たちだけど、無事に困難を乗り越えていて欲しいと願わずにいられません。

今は誰もが希望を持てずにいるかもしれません。でも、直接被災しなかった人が希望を失ってはいけないと思います。必ず平和で穏やかな日々が戻ってくる、そう信じてできることから一つずつやっていくことが大事なのだと思います。