2010年11月16日火曜日

バリは格安リゾート

バリ島、インドネシアの小さな島は太平洋戦争後、リゾート開発が行われて高級ホテルが立ち並ぶ島になりました。日本だけでなく、欧米やアジア諸国、オーストラリアなどからも沢山の観光客を集める場所になりました。バリのいいところは、物価が安く、アジアの他の地域に比べて治安が悪くないところでしょうか。熱帯地方のアジアの雰囲気を存分に堪能するには非常にいい場所です。

ホテルの庭(ゴルフ場)からみたタナロット寺院
現在のインドネシアはイスラム教が主要な宗教になっていますが、バリ島ではヒンドゥー教を振興している人が多い場所です。それは生活の隅々までいきわたっていて、毎朝、神様にお花やお菓子をお供えされています。玄関先には小さな花とお菓子を盛りつけたお皿がたくさん置かれています。

バリ島の観光は繁華街であるクタ近辺でのショッピングや、周辺のリゾート地域でのバリマッサージ、山岳地域での寺院や自然を堪能する観光になるでしょうか。山岳部のウブド地域には繁華街やリゾートホテルからバスが運行されていますが、タクシーをチャーターして行ってもそれ程高い料金にはなりません。

夕日とタナロット寺院 ちょっと曇りで残念
あと、私が泊まったホテルはクタ地区から離れた場所にあったため安価だったのですが、夕日の綺麗なタナロット寺院のとなりにある、景色という点では最高の立地でした。この寺院を含めてバリの観光はほぼ島の東部が中心となりますが、それぞれ、車で1時間程度の距離にあり、コンパクトに回れると思います。

バリではマッサージも楽しめます。高級リゾートホテルなら、ホテル内でもサービスが受けられますが、街にも沢山のマッサージサロンがあります。高い場所は100ドル以上の値段が設定されていますが、地元の人でも楽しむようなサロンではもっと安い場所も沢山あるようです。お客さんは主に女性でしたが、私のように男性でも問題なく楽しめます。肩こりが酷いのですが、本当に気持ちよかったです。

バリへは成田空港からJAL(ジャルウェイズ)とガルーダインドネシア航空が直行便を運航しています。ガルーダインドネシア航空は一時、EUの基準に適合せず乗り入れ禁止となった会社ですが、その後急速に体制を改善させた事が評価されています。またバリの入国審査は大変です。まずビザを購入、その後、審査の列に並ぶのですが、審査の列に並んでからビザを買い忘れたことに気付くと、必要以上に行列に並ぶ羽目になります。通常並んでも数十分はかかります(乳児を連れていれば優先ゲートに案内されることもあるので、観光地としての配慮はしているみたいです)。

そのあと、預けた荷物を受け取るのですが、そこには法外なチップを要求するポーターがたむろしてます。10メートルほど運ぶだけでチップを要求します。結構強引に荷物を運ぼうとするので、こちらも強引に自分の荷物を確保しましょう。