2012年8月6日月曜日

猛暑の夏は鉄道文化むらがオススメ

最近、関東地方では毎日30度を超える猛暑が続いています。猛暑から逃れるには北に行くか山に登るかしかありません。で、おすすめなのが「碓氷峠鉄道文化むら」です。群馬県から軽井沢を経て長野県へと向かう鉄道ルートの拠点となっていた場所です。

鉄道文化むらの入り口

「なっていた」と過去形ですが、群馬から長野へと向かう路線は既に新幹線へと置き換わり、在来線は通っていません。現在の在来線の終着駅が峠の釜飯で有名な横川駅です。昔は横川駅から始まる峠の坂道を上るため、ここでディーゼル車が増結されます。その作業基地となっていた場所が現在の鉄道文化むらで、作業中に弁当を販売していたのが「名物峠の釜飯」になりました。

文化むら内には実際の車両が展示されていて、運転席にも座れます。また車両内の雰囲気は当時のままで、汽車の椅子に座って名物釜飯を食べることも出来ます。

保存されている旧あさま号
名物 峠の釜飯

そこから峠方面へと少し足を伸ばせば、古い鉄道橋がみられます。これはJR東日本のCMで吉永小百合さんも訪れていた隠れた名所です。ここをディーゼル車が頑張って峠を登って行ったかと思うと感慨深いものがあります。

鉄道橋 文化遺産になっています
東京からだと関越道ですぐにアクセスできます。日帰りでも訪問可能ですが軽井沢で一泊、なんて贅沢な旅程も可能です。