2011年3月2日水曜日

プラハに行きたい、春といえばプラハ

プラハ城とカレル橋の夜景
wikipediaより、Karneyli作)
チェコ共和国の首都、プラハ。昔はチェコスロバキアの首都だったのですが、スロバキアが分離して西半分がチェコとなっています。プラハといえば「プラハの春」が有名です。今の中東のジャスミン革命のように民衆が立ち上がって共産主義政権と対峙します。しかし最終的にはソ連などの軍事介入によって鎮圧されます。それが1968年なので、そこから20年、再びプラハに自由の風が吹くのには長い時間が必要でした。

わたしは「プラハの春」の時代背景と舞台で書かれた小説「存在の耐えられない軽さ」のファンです。映画化もされた小説ですが、若い日の失恋の勢いで読んだ思い出があります。

そんなプラハで春の風を感じたいです。チェコは旧東欧圏ではありますが、ソ連よりもドイツを含む中欧文化圏を形成しているといわれます。また14世紀にプラハは神聖ローマ帝国の帝都なりました。長い歴史を通して、周辺地域の中心としての役割を果たしてきました。因みに、ビールの一人当たりの消費量はドイツよりも多く、世界一とのことです。

プラハの観光のみどころは大聖堂やプラハ城、それに世界遺産(プラハ歴史地区)にも指定されている街並みでしょう。中世からの伝統を受け継ぎ、人々の生活を通して守られてきた建物や文化が根付いているプラハ、近いうちに訪れてみたいです。

プラハの街並み (wikipediaより、Lukáš Hron作)

チェコへはフランクフルトなどからの乗り継ぎ便で行くことが一般的、国内からの直行便は就航していません。 なおプラハの春(4月頃)の気温は東京との3月頃と同じくらいです。