2010年8月26日木曜日

ミュージアムリンクパスを完成させたい

リンクパス
森美術館HPより)
六本木の森美術館、金沢の21世紀美術館、直島(香川)の地中美術館の3館でスタンプラリーをやってます。すべてそろえると記念品がもらえ、しかもハンコをもらうと割り引きもあるのですが、マイナーなスタンプラリーなのか、私以外ではんこをもらっている人をあまり見かけません。という私も、3館とも何度か行ったことがあるのですが、そのたびに「あっ、スタンプの台紙忘れた」となってしまっています。

森美術館は六本木ヒルズ内にある美術館で、意欲的な企画展が有名です。周囲の国立新美術館、サントリーミュージアムとの連携も模索されていて、企業が運営する美術館でありながら非常に質の高い美術館です。会員向けに展示会の解説ツアーや講演会を行うなど、興味のある人をひきつける試みも積極的に行っています。

金沢の21世紀美術館は市立美術館として開業したものの、これまでの公立美術館のような収蔵方針を改め、将来性のある芸術家の作品を集めている点が評価されています。その結果として「印象派の巨匠の作品を1点、ピカソを数点、地元画家の寄贈作品の展示」なんていうどこにでもある美術館にはなりませんでした。また集客力も強く、完成から6年程度にもかかわらず、すでに金沢のランドマークにもなっています。

地中美術館の入り口
(Wikipediaより 撮影663highland)
地中美術館は香川県の直島に建てられた美術館で、ベネッセの創業者が出資した財団によって運営されています。収蔵作品は少ない(モネの睡蓮を含めて数点)ものの、建物自身、展示方法自体もアートとなっていて、美術館としての完成度は高くなっています。これは非常に珍しいと思います。また、直島には地中美術館のほかに、ベネッセアートミュージアムがあり、また芸術作品が島内に点在し、屋外展示も行われています。こうした試みは島南部だけで行われていますが、1日では回りきれないくらいの場所になっています。


この3館を東京発着で3日(9月18,19,20日を想定)で回るプランを考えます。

まず、土曜日の午前中に森美術館へ、14:00分羽田発のJAL1407便でで高松空港に向かいます。そこから高松港へ移動してフェリー(18:05分発)で直島に到着。

土曜日、日曜日と直島泊として、日曜日は一日直島観光。

月曜日、始発(6:00分発)のフェリーで岡山側の宇野へ。宇野駅からJRで岡山へ、新幹線へとの乗り継いで新大阪からサンダーバードで金沢に。到着が11時14分で美術館まではバスと徒歩で20分くらい。帰りの飛行機を20:15分発のJAL1282便にすれば、さほど大きな館ではないのでゆっくり見ることができるでしょう。

おもいっきり駆け足での3館めぐりですが、3日だとぎりぎりかな、って感じはします。森美術館(上のプランだと2~3時間しか時間が取れません)は金曜日の夜に行くのもアリかもしれません。