アフリカの奥地といえば中世から近世にかけてヨーロッパの探検家たちの絶好の探検フィールドとなっていた場所です。ヴィクトリアの滝も19世紀に英国人探検家によって”発見”され、当時の君主の名前にちなんで名づけられ、アフリカ大陸南部にヨーロッパ風の名前の付いた滝が記録されました。もちろん、地元で呼ばれる名前もありますが、世界的にはヴィクトリアの滝として有名です。最大落差は100メートル以上もあり、その姿は壮観なものです。写真やテレビでしか見たことはありませんが、すごい迫力の景色です。
この滝、世界三大瀑布としてナイアガラの滝やイグアスの滝とならんで観光地となっています。そして考えられないんですが、滝の淵がプールとして入れるようになっているんです。右の写真にあるとおり、本当に際で水浴が楽しめるようです。名づけて「Devil's Pool」、ホント悪魔のような遊びです。この遊びをするかどうかは別にして、一度訪れてみたい場所のひとつです。
さらに幻想的なものとして「ルナ・レインボー」なるものがあるそうです。満月付近の夜、明るい月に照らされた水しぶきが虹をかける現象ですが、文字を見ただけでも非常に幻想的じゃないですか。これも見たいですが、天候に左右されるようです。またヘリコプターから滝を見るツアーもありますが、こちらも景色は天候に左右されることが多そうです。いったときは是非晴天をお願いしたいです。
ユネスコによって世界自然遺産に指定されていることもあり、観光地として比較的整備が進んでいます。そのため欧米人を中心に訪れる人は多いようです。日本からもJTBなどの大手旅行会社がツアーを組んでいます。費用は8日間で50万円前後とヨーロッパなどに比べて割高になっています。