2011年7月14日木曜日

子どもだけで飛行機、冒険心が育つ

共働きの両親に育てられた私は夏休み、兄弟だけで北海道いとこの家に遊びに行きました。お盆の時期には両親と合流して、帰りは一緒に帰ることもありましたが、兄弟だけで飛行機に乗った思い出は今でも残っています。

飛行機から見た富士山
子どもだけで飛行機に乗るのはちょっと危険じゃないか、と思われる方もいるかもしれませんが、安全そのものです。バスや電車に乗るよりも安全ではないでしょうか。しかもANAなら「キッズらくのりサービス(6歳以上の子どもが対象)」なんてものもあり、登録すれば登場前、飛行中、到着後とCAさんや地上係員の特別な対応が受けられます(JALなどでも同様のサービスがあります)。基本的には搭乗口まで保護者が見送り、さらには到着後は出口で別の保護者が出迎えになるので、子どもたちが一人でいる時間はそれほどなく、非常に安全です。

でも、子どもにとってみれば一人で飛行機に乗るという経験はすごく印象深いものになります。飛行機に乗るのは基本的に楽しい、でもちょっと不安。無事に到着地で親戚に会えたときは本当にうれしかった記憶もあります。ちょっとした冒険にもなって、もしかしてこういう経験が今の旅行好きの性格形成に影響したのかもしれません。兄弟で参加すれば、お兄さんはより兄らしく振舞うかもしれません、親から離れて夏休みの冒険、考えただけでも楽しそうです。

2011年7月13日水曜日

花嫁のれん物語の旅館

日曜日の午後、暇だなぁって時にやってるドキュメンタリー番組をよくみます。少し前に地方の温泉旅館に嫁いだ若女将の特集がありました。旅館の経営や跡継ぎ問題、、、いろいろ大変そうでした。「花嫁のれん物語」として何度か放送され、舞台となっている旅館は石川県の和倉温泉にある多田屋です(主人公の若女将のインタビュー)。

雨上がりの七尾湾に沈む夕日
その旅館、たまたまゴールデンウィークに行ってきました。古い老舗旅館で、全国の温泉地にある旅館の例に漏れず、増築や改築を繰り返して今の姿になった感じの旅館です。要所はきれいに改築されていますが、所々に古い構造や建具が残っていて多少ちぐはぐな感じのするのも否めません。

ただ、仲居さん達の気遣いは行き届いていて、気持ちのいい旅館だったのは確かです。また窓からみた七尾湾に沈む夕日は非常にきれいでした。かなり安いプランで利用したのですが、料理もそれなりに美味しかったです。ダイナミックな露天風呂があったり、サウナがあったり、なかなかよかったです。

食堂で食べた夕食 安いプランでもボリューム満点 
因に若女将は夕食の食堂でサービスに当たられていました。テレビでみた、最初のたどたどしさはなく、堂々と振る舞っておられました。なんだか初めてくる旅館じゃないような、変な錯覚にとらわれてしまいました。

和倉温泉へはJR和倉温泉駅から。多田屋は温泉街から多少離れているため、JRで行く場合は送迎サービスの利用が便利。

2011年7月7日木曜日

パノラマ写真を撮りたくなる景色

旅行には必ずデジカメをもって行きます。写真をとって後で見返すのは本当に楽しくて、いつも時間を忘れて写真を見ています。そしてごく偶にですが、景色の写真を合成してパノラマ写真を作ります。中には面白い写真も出来て、これもまた面白いです。


この写真は知床の夕日です。夕日とそれに照らされた岬が綺麗でした。個々は夕日の撮影スポットになっていましたが、普通のカメラでは夕日と岬を同時に撮影するのは難しいと思います。


こちらは世界自然遺産に指定されている知床の連山です。空の青と湿地の緑と山の色が綺麗です。山の辺りには雲が掛かっているのもこの地方らしくて面白いです。


これは香川県の屋島古戦場の風景です。扇の的で有名な古戦場ですが、最近では「ヤシマ作戦」という単語で再び話題になっています。入り江で軍船が衝突した、そんな歴史を感じさせない穏やかな風景でした。


これは沖縄沖縄美ら海水族館の大水槽。たくさんの魚が悠々と泳いでいるのを視界いっぱいに見られます。少しはなれたところから撮影したので丸く見えますが、実際は平面のアクリル板を通して魚を見ています。これもパノラマっぽい面白い写真です。

2011年7月4日月曜日

碓氷峠鉄道文化むら、涼しくて楽しい

文化むら入り口付近に展示されている「あさま号」
群馬県安中市松井田町にある鉄道のテーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」は夏休みに遊びに行くにはちょうどではないでしょうか。今はJR東日本のテレビCMで吉永小百合さんが行ってる場所です。東京からは高速道路で行けて、鉄道好きの子供から大人までが楽しめて、標高が高いので暑くない。節電夏休みにピッタリ、子供だけでなく大人も楽しめて、峠を越えれば軽井沢があるのでそこで泊まってゆっくりすることも出来ます。

碓氷峠は峻険な山々を越える唯一のルートとして道路や鉄道が敷設されてきましたが、勾配のきつさ(6.67%、100メートル進むと標高が6.67メートル上がる割合)から、鉄道は専用の機関車を用意する必要がありました。その機関車を連結する場所だったのが横川駅でした。しかし新幹線の開業とともに峠を往来する路線線は廃止され、横川駅は終着駅となりました。そこにテーマパークが建設され「碓氷峠鉄道文化むら」となりました。

峠の釜飯
パーク内には蒸気機関車からアプト式機関車(歯車でかみ合って急勾配を登る機関車)、特急「あさま」などたくさんの車両が展示されています。ほとんどの車両には乗り込むことが出来て運転席にも座れます。また園内はミニSLが走り、かなり大規模な鉄道模型の展示もあって半日くらいなら大人でも飽きずに楽しめます。また横川駅の名物であった峠の釜飯もこの公園で購入できます。機関車連結を待つ間、多くの乗客が買い求めた釜飯ですが、姿を変えず、いまでもこの地を訪れる人を楽しませています。美味しかったです。ボリュームもあって満足できるものでした。

ここから軽井沢に抜けるなら高速道路を使うのが早いですが、一般道を通れば道中に「近代化遺産」とされている碓氷第三橋梁(めがね橋)が見られます。実際に橋に登ることも出来、また隣接するトンネルの中にも入れます。この橋を含めて碓氷峠周辺の鉄道施設は世界文化遺産への指定を目指して「暫定リスト」への登録が済まされています。ここもJR東日本のテレビCMに登場します。

碓氷第三橋梁(めがね橋)
鉄道文化村へは信越本線「横川駅」下車すぐ、もしくは上信越自動車道「妙義松田IC」から車で10分。碓氷第三橋梁へは文化村からバス・車で15分ほど。

2011年7月1日金曜日

都内でバーベキューの出来る公園

木場公園の様子
Wikipediaより、撮影Kentin
いよいよ暑くなってきました。梅雨が明ければ一気に夏。アウトドアシーズンに本格突入です。アウトドアと言えばキャンプとバーベキュー、とくにバーベキューは手軽で楽しいレジャーで老若男女を問わず人気があります。

しかしバーベキューの最大の課題はどこでするか、です。東京から山梨や神奈川の河原へと出かけても人はいっぱいでそれほど雰囲気のあるものではありません。さらに帰りの高速道路は大渋滞、家に着くのは10時、11時なんてこともザラです。あと車のドライバーはお酒を飲めないのでこれもかわいそうです。

それなら近場、どこに行ってもどうせ人がいっぱいるなら23区内の公園でバーベリューをやればいいんです。 食材も現地で調達できて、電車で行けるので渋滞知らずです。23区の中心部にはさすがにないですが、下記の一覧の公園ではバーベキューの出来る場所が指定されて、火の使用が認められています。

木場公園(江東区木場)
潮風公園(品川区東八潮)
大井ふ頭中央海浜公園なぎさの森(品川区八潮)
和田堀公園(杉並区大宮一・二丁目)
光が丘公園(練馬区光が丘)

それぞれJRや地下鉄、モノレールといった公共交通機関でアクセスが可能です。なおバーベキューの使用には事前の予約が必要な場合がほとんどなのでリンク先の公園事務所で確認してください。